「洗濯物はどこに干せばいいの?」
「布団が干せないとダニが心配…」
「外観がのっぺりして倉庫みたいに見えないかな?」
そんな悩みはありませんか。
結論からいうと、ベランダがなくても快適に過ごせます。
私自身もベランダのない家に5年以上住んでいますが、工夫次第で快適に暮らせています。
対策を知らないままベランダをなくしてしまうと、「エアコンの取り付け費が高すぎた!」「夏場、部屋が暑くてたまらない…」と、住み始めてから大きな後悔につながる危険があるんです。
そこでこの記事では、ベランダをなくして後悔するよくある4つのパターンと、プロが教える解決策をわかりやすく解説します。記事を読めば、ベランダなしでも失敗しない賢い家づくりの方法がわかります!
もしかしてベランダ選びだけでなく、家づくり全体で失敗したくないと思っていませんか?
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ベランダがないと後悔する理由とは?

ベランダをなくして後悔する理由には、おもに以下の4つが挙げられます。
- 理由1:物干しスペースに困った
- 理由2:外観にメリハリがつけづらい
- 理由3:エアコンの設置にお金がかかった
- 理由4:日差しが直接部屋に入ってくる
家づくりの段階でこれらを想定できていないと、住み始めてから不便を感じるケースが多いんです。プロの視点から、それぞれの後悔ポイントを解説しましょう。
理由1.物干しスペースに困った
最も多い後悔のひとつは、洗濯物を干す場所が足りなくなる点です。
家族が増えたり、子どもが部活を始めたりすると、洗濯物の量は大きく変わりますよね。その計画が不十分なままベランダをなくすと、干す場所に困ってしまいます。
とくに困るのが布団干しです。ベランダの手すりがないため、外に布団を干すのが難しくなります。
対策としては、以下の方法を検討しましょう。

- ランドリールーム(室内干し専用の部屋)を作る
- ガス衣類乾燥機(乾太くんなど)を導入する
- 布団乾燥機を活用する
望月我が家もベランダはありませんが、室内物干しワイヤーなどを使って快適に干せています!
洗濯物の量と必要なスペースをあらかじめ計算し、間取り図に書き込んでおくことが大切です。
洗濯物を干すスペースに関しては以下で詳しく解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください。

理由2.外観にメリハリがつけづらい
ベランダがないと建物の凹凸が少なくなり、外観にメリハリを出しにくくなるという悩みもよく聞きます。
一般的にバルコニーは建物のアクセントになります。これがないと、どうしても四角い箱のような形になりやすく、おしゃれな外観を作るのが難しくなると感じる人が多いようです。
でも、安心してください。最近はベランダのないスッキリしたデザインも流行っているんです。
おしゃれに見せるには、以下の工夫が効果的です。

- 建物の形自体に凹凸をつける
- 庇(ひさし)や軒(のき)を伸ばして陰影をつける
- 屋根の形状を工夫する
望月我が家は真四角の平屋なので、外壁の張り分けと化粧格子をつけて、のっぺり感を解消しました!
デザインの工夫次第で、ベランダなしでもおしゃれな家は十分に作れますよ。
平屋の外観に関する後悔を減らすポイントについて、以下の記事でくわしく解説しています。2階建てにも共通するポイントは多くあるので、興味のある方はあわせてチェックしてみてください。

理由3.エアコンの設置にお金がかかった
意外な落とし穴なのが、エアコンの設置費用が高くなる点です。
2階建ての家で2階にベランダがない場合、エアコンの室外機を地面(1階)に置かなければなりません。すると、2階から1階まで長い配管をつなぐための高所作業費が追加でかかってしまうんです。

配管が劣化しないように配管カバーはつけたほうがよいです。その際の追加費用は1か所につき2〜3万円ほど。もし2階に3部屋あれば、合計で6〜9万円もの差が出ます。
望月これはエアコンを買い替えるたびに毎回発生するコストです…。地味に痛い出費ですよね。
2階にベランダを作らないなら、設置費用をあらかじめ予算に入れておくか、全館空調のようなシステムを検討するのもひとつの手です。
理由4.日差しが直接部屋に入ってくる
ベランダがない家は、窓から直射日光が入りやすくなる点にも注意が必要です。
本来、ベランダやバルコニーは庇代わりになって、夏の日差しを遮る役割を果たしてくれます。それがなくなると、太陽の光がダイレクトに窓に当たってしまいます。
「部屋が明るくなっていいじゃん!」と思うかもしれませんが、夏場は室温が急上昇する原因になります。冷房の効きが悪くなり、光熱費が高くなってしまうかもしれません。
ベランダなしを選択する場合は、以下の対策をセットで考えましょう。

- 窓の上に庇をつける
- 断熱性能の高いガラス(Low-Eガラスなど)を選ぶ
- シェードやブラインドを活用する
直射日光が当たっている場合と、庇などで日陰になっている場所とでは、外壁などの表面温度に10度以上も差が生まれるケースもあるんです。
ベランダの有無に関わらず、日差しの調整方法は検討しておいた方がよいでしょう。
参考)
東京ゼロエミ住宅 実測事例集|東京都環境局
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kankyo/2025-0826-180000-003
プロの視点ではベランダなしがおすすめ

ここまでベランダがないことによる後悔ポイントをお話ししました。ただ、多くの事例をみてきたプロの視点では、あえて「ベランダをつけない選択」をおすすめしています。
なぜなら、ベランダをなくすことで得られるコストダウンや家事効率のメリットが非常に大きいからです。
望月私自身もベランダのない家に5年以上住んでいますが、不便に感じません。
むしろ面倒なベランダ掃除の手間が省け、生活の質が向上したと実感しています。
ライフスタイルに合わせた対策さえしておけば、ベランダなしの暮らしはとても合理的で快適なものになりますよ。
ここからは具体的なメリットについてみていきましょう。
ベランダなしにするメリット

ベランダをなくして得られる、具体的なメリットは以下の3つです。
- メンテナンス費用がいらなくなる
- 掃除の手間が減る
- 空き巣被害のリスクが減る
それぞれのメリットについて、解説します。
メンテナンス費用がいらなくなる

ベランダをなくすと、将来的に発生する維持費を大幅に節約できます。
通常、ベランダの床には雨漏りを防ぐための防水処理が施されています。この防水層は紫外線や雨風にさらされるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。もし放置すると、亀裂から雨水が入って家本体を腐らせてしまう原因になります。
望月バルコニーの防水メンテナンスは、5〜10年ごとに約25〜30万円ほど。ベランダなしで30年間で約80〜100万円もの節約になる計算です!
ベランダがなければ、こうした定期的な出費や、業者選びの面倒な手間を一切気にする必要がありません。長期的なコスパを重視するなら、ベランダなしは非常に賢い選択といえます。
掃除の手間が減る

ベランダを作らないことで、面倒な屋外掃除から解放されるのも大きなメリットです。
外にあるベランダは砂埃や排気ガスの汚れが溜まりやすく、放っておくとすぐに黒ずんでしまいます。とくに秋から冬にかけては落ち葉が溜まりやすく、掃除をサボると排水口が詰まって、雨水が溢れるトラブルも珍しくありません。
しかも、ベランダに水栓がない間取りだと、バケツで何度も水を運んで掃除しなければなりません。これ、想像以上に重労働なんです。
最初からベランダをなくせば、こうした掃除に時間を奪われることはありません。その分、ゆっくりお茶を飲んだり、室内を整えたりする時間に充てられますよ。
空き巣被害のリスクが減る

意外かもしれませんが、「防犯性能を高められる」点も、ベランダをなくす大きな利点です。
警察庁のデータによると、泥棒の侵入経路の多くは窓からといわれています。ベランダは泥棒の足場になるだけでなく、一度上がってしまえば外からの視線を遮る死角になってしまいます。誰にも気づかれずに、時間をかけて窓の鍵を壊されてしまう危険があるんです。
参考)
令和5年の刑法犯に関する統計資料|警視庁
https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/R05/r05keihouhantoukeisiryou.pdf
住宅を対象とした防犯対策|伊勢崎市
https://www.city.isesaki.lg.jp/soshiki/somubu/anzen/bouhan/9067.html
ベランダをなくせば、建物の外壁から死角が減り、泥棒に付け入る隙を与えません。防犯意識が高い家だと思わせることで、家族が安心して暮らせる環境を作れます。
ベランダをつけるかどうかを考える際のポイント

ここまでベランダなしの家におけるメリットをお伝えしましたが、もちろん絶対につけてはいけないわけではありません。
大切なのは、あなたのライフスタイルに合っているかどうかです。迷ったときは、以下の3つのポイントを基準に考えてみましょう。
- 利用目的をしっかり考える
- 掃除や補修が必要な点を把握する
- ベランダのサイズは慎重に考える
注文住宅は理想を実現する場所です。もし本当に必要だと感じるなら、設置をためらう必要はありません。後悔しないための基準を解説します。
利用目的をしっかり考える
設置を検討する際は、何に使うかを具体的に決めましょう。
使い道さえ決まっていれば、ベランダは非常に価値のあるスペースになります。たとえば、以下のような使い道が挙げられます。

- 家庭菜園やガーデニングを楽しみたい
- ペットのひなたぼっこスペースにしたい
- 外の風を感じながらお酒を飲みたい
ベランダの使用目的がはっきりすれば、水道の設置や広さの目安など、計画が具体的になります。
望月逆に「なんとなく洗濯物を干すかも…」くらいの理由なら要注意です!
最近はランドリールームや乾燥機を使って、室内干しだけで完結させる家庭も増えています。洗濯だけが目的なら、思い切ってなくすのもアリですよ。
掃除や補修が必要な点を把握する
ベランダを作るなら、定期的な掃除とメンテナンス費用がかかる点を覚悟しておきましょう。
先ほどもお伝えしたとおり、ベランダは常に雨風にさらされています。防水の再処理(トップコートの塗り替えなど)には、1回あたり約25〜30万円ほどの費用が発生します。

これを10年ごとに実施しなければならない点は、家計にとって大きな負担になりかねません。作ったのはいいけど、ボロボロのまま放置…なんてことにならないよう、維持費も含めて検討してください。
ベランダのサイズは慎重に考える
もしベランダを作るとしても、サイズは欲張らず、慎重に考えましょう。
ベランダは広いほうが便利と感じるかもしれませんが、その分建築費が高くなるし、将来のメンテナンス費用も高額になります。

もし広すぎて持て余してしまうなら、その分の予算を収納を増やしたり、趣味の部屋を作ったりしたほうが、住んでからの満足度は高くなるかもしれません。
本当にその広さが生活に必要なのか、冷静に見極めることが大切です。
ベランダなしの家を建てるなら平屋という選択肢もあり

「ベランダは掃除が大変だし、お金もかかるからいらないかも…」
そう考えているなら、いっそのこと平屋にしてしまうのもひとつの手です。
なぜなら、ベランダをなくすことを検討している人は、平屋の暮らしと非常に相性がいいからです。平屋には、2階建てにはない以下のような大きなメリットがあります。
- 階段の上り下りがなくなり、家事動線が圧倒的にラクになる
- メンテナンスコストが2階建てより安く済む
平屋なら、重たい洗濯物を持って階段を上り下りする必要がありません。「洗う→干す→しまう」の作業がすべて1階だけで完結するので、毎日の家事が驚くほどスムーズになります。ベランダがない分、ランドリールームや庭を活用すれば、老後も安心のバリアフリーな暮らしが手に入ります。
もちろん土地の広さによっては平屋が難しい場合もありますが、住んでからのコストメリットは絶大です。先ほど述べたベランダの防水工事が不要になる点もそうですが、屋根や外壁のメンテナンス時に足場代を節約できるケースも多いんです。
望月2階建てと比べて、30年間で数百万円単位の差が出ることもあります!
ベランダなしを選択するほどコスト意識の高いあなたなら、平屋のコスパのよさはきっと魅力的に感じるはずです。
当サイト「平屋の手引き」では、平屋に関するノウハウや間取りのアイデア、失敗しないためのポイントを多数掲載しています。
「平屋もちょっといいかも?」と気になった方は、ぜひ他の記事も覗いてみてくださいね。あなたの理想の家づくりのヒントが、きっと見つかりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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